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がんばれ!新人薬剤師シリーズ[マナー・接遇 あいさつ]
あいさつについては、詳細な説明やテクニックは必要ないだろう。
しかし、その簡単なことが案外できていないのである。
あなたの薬局でも確認してみてほしい。
笑顔で、患者さんの目を見て、聞き取りやすい声で、礼儀正しい容姿で、スタッフからあいさつしているかを確認してほしい。
自分も他のスタッフも、案外、できていないことに気づくだろう。
あいさつとは、テクニックではない。
患者さんに対する姿勢であると私は考えている。
あいさつのマナーで私がもっとも大切だと思うのは、「笑顔」である。
いろいろなテキストを読むと、「自然な笑顔で」とある。
確かに、目から下だけが笑っていても、キモイだけだ。
感覚的には理解できるのだが、どうしたらよいのか?
「どんな患者からもクレームがこない接遇のルール」から、「自然な笑顔のつくり方」を紹介しよう。
・犬や猫をかわいがるときの笑顔をイメージする
・赤ちゃんをあやすときのイメージ
・目にも笑みを浮かべる
・口角をもち上げる
[引用元]
「どんな患者からもクレームがこない接遇のルール」P.17 より
濱川博招・島川久美子 著 (株式会社エクスナレッジ)
ちなみに、意識的に口角を上げてるだけでも、笑顔になるといわれている。
人間は、うれしいことがあると脳からセロトニンが分泌される。
セロトニンは、別名「幸せホルモン」と言われており、顔の表情に刺激を与え、目じりが下がり、口角が上がる。
このメカニズムは、反対にも作用する。
つまり、口角を上げると脳はうれしいことがあったと錯覚し、セロトニンを分泌するのだ。
これにより、本当の笑顔になるのである。
わざとらしくても笑顔を作ること、かわいいモノを思い浮かべるなどが効果的なようだ。
まあ、理屈より実践。あなたも、とにかく笑ってみよう。脳が間違えるまで。
以上
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