A 調剤薬局で患者さんを増やす方法
[第1章 はじめに]
このコンテンツでは、調剤薬局で患者さんを増やす方法について考察する。
もう少し正確に言うと、門前のクリニック以外の患者さんを1割程度増やす工夫である。
なぜ、1割なのか?
それは、私が患者さんを増やすことができたのが1割だったからである。
このコンテンツが生まれた経緯を簡単に紹介したい。
実は、ここに紹介した内容は、患者さんを増やすために行ったことではない。
私が勤務していた調剤薬局は、内科(消化器)のクリニックの門前であり、患者さんは1日に約60人程度来局される。
場所は街中だが、国道から2本ほど奥の住宅街にあり、このクリニック以外に医療機関はない。
開局当初は、もちろん集中率100%だった。
しかし、1年後には、集中率が92%になっていた。
なんと門前の患者さん以外に100~120人/月の増加になっていたのだ。
うちの薬局は、案内用看板はない。ホームページもない。もちろん、広告も一度も出していない。
なのに、約1割の患者さんが集客できたのである。
薬剤師の友人から、「それって、結構すごいことだから、原因を分析してみろよ。」とアドバイスを受けた。
その思い当たる原因が、このコンテンツの内容である。
◇コンテンツの目次◇
調剤薬局にとって「集客」が、経営戦略上、必要になる理由を考察する。
患者さんの不満や満足を感じることとは何かをアンケートから考える。
患者さんが満足するサービスを様々な切り口から掘り下げる。
私の薬局で実践していたサービスの実例を紹介する。
一本の電話にまつわるささやかなエピソードで締めくくる。
次章 >> [第2章 調剤薬局に集客が必要なワケ]
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