[すご本7 呼吸器の薬の考え方、使い方]


前章 >> [すご本6 驚きの介護民俗学]

 

 

 

 5  すご本 

[すご本7 呼吸器の薬の考え方、使い方]

 

 

[すご本7 呼吸器の薬の考え方、使い方]

 

「呼吸器の薬の考え方、使い方」(中外医学社)

監修:林 清二(国立病院機構近畿中央胸部疾患センター院長)

著 :倉原 優(国立病院機構近畿中央胸部疾患センター内科)

 

専門医が書いた呼吸器領域で使用される薬の本である。

著者は、近畿中央胸部疾患センターの内科医である「倉原 優」。

この本の対象は医師と薬剤師が中心なのだろうが、私は薬剤師全員にオススメしたい。

呼吸器科の処方せんを受ける門前薬局以外で働く薬剤師にも、読んでほしい。

その理由は、この本の薬剤情報のまとめ方を勉強してほしいからだ。

 

この本は、概ね以下のように構成されている。

1)症状、疾患、治療ガイドラインなど、薬物治療に関する情報

2)薬剤の情報

 ・処方例

 ・薬剤情報

 ・薬理と臨床試験

これらの情報(特に薬剤情報)は、基本的な情報にエビデンスと著者の治療経験を加えてまとめられている。

特にエビデンスは、ハンパではない。

ガイドライン、大規模な臨床試験はもちろん、かなり細かい情報についても、非常に丁寧に根拠を調べあげている。

それは、この本の情報の信頼性の高さを物語っている。

また、著者の現場における治療経験が、薬剤情報の実用性を高めている。

たとえば、27ページにこのような記述がある。

「個人的な意見ですが、高齢者に500㎎の錠剤はいささか大きすぎるような気がします。」(本文より引用)

これは、ムコダイン®の500㎎錠の大きさの記述であるのだが、このような情報は添付文書や文献を読むだけではもちろん書くことはできない。

著者が、患者さんからの意見や相談に真摯に耳を傾けた結果であろう。

 

私はこの本を一読したときに、この内容は「医師が欲しいと思っている薬剤情報のお手本」だと感じた。

(医師が書いた薬の本なので、当たり前なのだが・・)

薬剤師が医師に処方の提案をするときに、どのような情報を伝達するのがいいのか?

その情報の必要かつ十分な量と質をどのように考えるのか?

その答えがこれだと思ったのだ。

本書を薬剤情報のお手本として読むと、呼吸器科以外の薬にも応用できる。

これが、私がすべての薬剤師に本書を勧める理由である。

私の薬剤情報のまとめ方の反省を書けば、「エビデンス不足」である。

今後は、この点を強化し、薬剤の情報は『添付文書+ガイドライン+その患者さんに適する理由+エビデンス』を基本としてまとめていきたい。

 

薬剤情報のまとめ方としての有用性を紹介したが、本書では呼吸器の薬剤自体の情報においても勉強することが多い。

一番の収穫は、吸入器の項を読んで、これまでの服薬指導を見直したことである。

たとえば、吸入器薬の「残量確認」と「廃棄」である。

吸入器薬については、いろいろな項目を学んできたのだが、「残量確認」と「廃棄」については、正直、ウエイトを置いてこなかったのである。

新薬がでたときには、この2項目を含めて呼吸器薬を整理していきたい。

 

この本は、非常に読みやすくまとめられている本文の他、「一口メモ」「本当にあった医学論文」など、一息つける工夫もされている。

工夫といえば、分子標的薬の章に「高額医療制度」を入れたことと、巻末の検索が「事項」と「薬剤名」に分かれていることも挙げておきたい。

 

結論

「呼吸器科の薬の勉強」と「薬剤の情報のまとめ方」を学べるすご本である。

 

 

 

「呼吸器の薬の考え方、使い方」 目次

※かなり長くなるが、実際の薬剤名を紹介したかったので全文を掲載した。了承いただきたい。

 

I.対症療法~呼吸器科医として止めたい症状~

①止血剤?痰に血が混じったら?

 1.血痰と喀血の違い

 2.止血剤を使う呼吸器科医のスタンス

 3.止血剤(1)

  ・カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム水和物(アドナ® など)

  ・アドレノクロムモノアミノグアニジンメシル酸塩水和物 (S・アドクノン® など)

  ・トラネキサム酸(トランサミン® など)

 4.止血剤(2)

  ・ヘモコアグラーゼ(レプチラーゼ® )

 

②去痰薬~あまりにも多すぎる選択肢~

 1.去痰薬の作用機序

 2.最低限覚えておきたい去痰薬

 3.気道分泌促進薬

  ・ブロムヘキシン塩酸塩(ビソルボン® など)

 4.気道粘膜潤滑薬

  ・アンブロキソール塩酸塩(ムコソルバン® など)

  ・アンブロキソール塩酸塩徐放剤(ムコソルバンL® など)

 5.分泌細胞正常化薬,気道粘液修復薬

  ・カルボシステイン(ムコダイン® など)

  ・フドステイン(スペリア® など)

 6.気道粘液溶解薬(1)

  ・アセチルシステイン(ムコフィリン®)

  ・エチルシステイン塩酸塩(チスタニン®)

  ・メチルシステイン塩酸塩(ペクタイト® など)

 7.気道粘液溶解薬(2)

  ・プロナーゼ(エンピナース・P®)

  ・リゾチーム塩酸塩(ノイチーム® など)

 8.界面活性剤

  ・チロキサポール(アレベール® )

 9.植物成分

  ・セネガ(セネガ® など)

  ・車前草エキス末(フスタギン® など)

  ・桜皮エキス(ブロチン®)

  ・キョウニンエキス(キョウニン® など)

 

③鎮咳薬~「とにかく咳を止めてください!」と言われたら~

 1.どの鎮咳薬が最も力価が高いのか

 2.中枢性麻薬性鎮咳薬

  ・コデインリン酸塩水和物(コデインリン酸塩®)

  ・ジヒドロコデインリン酸塩(ジヒドロコデインリン酸塩®)

  ・オキシメテバノール(メテバニール®)

 3.中枢性非麻薬性鎮咳薬(1)

  ・デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物(メジコン® など)

 4.中枢性非麻薬性鎮咳薬(2)

  ・ジメモルファンリン酸塩(アストミン® など)

 5.中枢性非麻薬性鎮咳薬(3)

  ・チペピジンヒベンズ酸塩(アスベリン® など)

 6.中枢性非麻薬性鎮咳薬(4)

  ・エプラジノン塩酸塩(レスプレン®)

 7.中枢性非麻薬性鎮咳薬(5)

  ・ペントキシベリンクエン酸塩(トクレス® など)

 8.中枢性非麻薬性鎮咳薬(6)

  ・クロペラスチン(フスタゾール®)

 9.中枢性非麻薬性鎮咳薬(7)

  ・ベンプロペリンリン酸塩(フラベリック®)

 10.中枢性非麻薬性鎮咳薬(8)

  ・クロフェダノール塩酸塩(コルドリン®)

 11.中枢性非麻薬性鎮咳薬(9)

  ・エフェドリン塩酸塩(塩酸エフェドリン® など)

  ・メチルエフェドリン塩酸塩(メチエフ® など)

  ・メトキシフェナミン塩酸塩(メトキシフェナミン塩酸塩®)

 12.中枢性非麻薬性鎮咳薬(10)

  ・ノスカピン(ノスカピン®)

 13.漢方薬(1)

  ・麦門冬湯エキス

 14.漢方薬(2)

  ・滋陰降火湯

 

④鎮咳・去痰配合剤~一石二鳥の配合剤~

 1.エビデンスの少ない鎮咳・去痰配合剤

 2.鎮咳・去痰配合剤(1)

  ・桜皮エキス+コデインリン酸塩(濃厚ブロチンコデイン® など)

 3.鎮咳・去痰配合剤(2)

  ・ジヒドロコデインリン酸塩+エフェドリン塩酸塩+塩化アンモニウム(セキコデ®)

  ・ジヒドロコデインリン酸塩+メチルエフェドリン塩酸塩+クロルフェニラミンマレイン酸塩(フスコデ® など)

  ・ジプロフィリン+ジヒドロコデインリン酸塩+メチルエフェドリン塩酸塩+ジフェンヒドラミンサリチル酸塩+アセトアミノフェン+ブロムワレリル   尿素(カフコデN®)

 4.鎮咳・去痰配合剤(3)

  ・ジプロフィリン+メトキシフェナミン塩酸塩+ノスカピン+クロルフェニラミンマレイン酸塩(アストーマ®)

 5.鎮咳・去痰配合剤(4)

  ・キキョウ流エキス+車前草エキス+シャクヤクエキス(オピセゾールA®)

  ・キキョウ流エキス+車前草エキス+シャクヤクエキス+カンゾウエキス+ジヒドロコデインリン酸塩(オピセゾールコデイン®)

 

Ⅱ.禁煙補助薬~薬でタバコはやめられるか?~

 1.禁煙補助薬は適応が決まっているのか?

 2.禁煙補助薬の種類

 3.禁煙補助薬の費用~タバコより安い?~

 4.禁煙補助薬の効果~どれが一番すぐれているのか?~

 5.禁煙補助薬の使い分けと注意点

 6.ニコチン置換療法(1)

  ・ニコチン(ニコチネルTTS® など)

 7.ニコチン置換療法(2)

  ・ニコチンガム(ニコレット® など)

 8.α4β2作動・拮抗薬

  ・バレニクリン酒石酸塩(チャンピックス®)

 

Ⅲ.閉塞性肺疾患治療薬~コンプライアンスがキーポイント~

  はじめに─吸入薬だけは理解しよう

 

①吸入薬~基本は「患者さんに合うか合わないか」~

A.吸入薬の歴史

B.閉塞性肺疾患のガイドライン上の吸入薬の位置づけ

C.どんな合剤があるのか~タービュヘイラー族,ディスカス族,ブリーズヘラー族~

D.吸入ステロイド薬~気管支喘息治療の主役~

 1.吸入ステロイド薬の薬理

 2.吸入ステロイド薬の種類

 3.どの吸入ステロイド薬を使用すべきか~専門医が重要視するポイント~

 4.吸入ステロイド薬はどのくらいの量を吸入すべきか

 5.吸入ステロイド薬のステップダウンはいつ行うべきか

 6.吸入ステロイド薬(1)

  ・シクレソニド(オルベスコ®)

 7.吸入ステロイド薬(2)

  ・ブデソニド(パルミコート®)

 8.吸入ステロイド薬(3)

  ・フルチカゾンプロピオン酸エステル(フルタイド®)

 9.吸入ステロイド薬(4)

  ・ベクロメタゾンプロピオン酸エステル(キュバール®)

 10.吸入ステロイド薬(5)

  ・モメタゾンフランカルボン酸エステル(アズマネックス®)

 11.吸入ステロイド薬(6)

  ・フルチカゾンプロピオン酸エステル/サルメテロールキシナホ酸塩(アドエア®)

 12.吸入ステロイド薬(7)

  ・ブデソニド/ホルモテロールフマル酸塩(シムビコート®)

 13.吸入ステロイド薬(8)

  ・フルチカゾンプロピオン酸エステル/ホルモテロールフマル酸塩(フルティフォーム®)

 14.吸入ステロイド薬(9)

  ・フルチカゾンフランカルボン酸エステル/ビランテロールトリフェニル酢酸塩(レルベア®)

E.吸入β2刺激薬~長期管理もレスキューも~

 1.β2刺激薬の薬理

 2.吸入β2刺激薬の種類

 3.どのLABAを使用すべきか

 4.どのSABAを使用すべきか

 5.長時間作用型β2刺激薬

  ・サルメテロールキシナホ酸塩(セレベント®)

  ・インダカテロールマレイン酸塩(オンブレス®)

  ・ホルモテロールフマル酸塩水和物(オーキシス®)

 6.短時間作用型β2刺激薬

  ・サルブタモール硫酸塩(ベネトリン® など)

  ・プロカテロール塩酸塩水和物(メプチン®)

  ・硫酸イソプロテレノール+デキサメタゾン+臭化メチルアトロピン(ストメリンD®)

  ・フェノテロール臭化水素酸塩(ベロテック®)

F.吸入抗コリン薬~簡単ではないCOPDの長期管理~

 1.吸入抗コリン薬の薬理

 2.吸入抗コリン薬の種類

 3.どの吸入抗コリン薬を使用すべきか

 4.吸入抗コリン薬(1)

  ・イプラトロピウム臭化物水和物(アトロベント®)

  ・オキシトロピウム臭化物(テルシガン®)

  ・グリコピロニウム臭化物(シーブリ®)

  ・チオトロピウム臭化物水和物(スピリーバ®)

 5.吸入抗コリン薬(2)

  ・グリコピロニウム臭化物/インダカテロールマレイン酸塩(ウルティブロ®)

 

②非吸入薬~どこまでエビデンスがあるのか~

 1.非吸入薬の歴史

 2.テオフィリン製剤(1)

  ・アミノフィリン(ネオフィリン® など)

 3.テオフィリン製剤(2)

  ・テオフィリン(テオドール® など)

 4.テオフィリン製剤(3)

  ・ジプロフィリン(ジプロフィリン® など)

  ・プロキシフィリン(モノフィリン®)

 5.テオフィリン薬配合剤

  ・ジプロフィリン+パパベリン+ジフェンヒドラミン塩酸塩+エフェドリン塩酸塩+ノスカピン(アストフィリン®)

  ・プロキシフィリン+エフェドリン+フェノバルビタール(アストモリジン®)

  ・ジプロフィリン+メチルエフェドリン(アニスーマ®)

 6.ロイコトリエン拮抗薬

  ・モンテルカスト(シングレア® など)

  ・プランルカスト(オノン® など)

  ・ザフィルルカスト(アコレート®)

 7.非選択的β刺激薬

  ・エフェドリン塩酸塩(ヱフェドリン「ナガヰ」®)

  ・メチルエフェドリン塩酸塩(メチエフ®)

  ・メトキシフェナミン塩酸塩(メトキシフェナミン塩酸塩®)

 8.長時間作用型β2刺激薬

  ・ツロブテロール(ホクナリン® など)

  ・クレンブテロール塩酸塩(スピロペント® など)

  ・ホルモテロールフマル酸塩水和物(アトック®)

 9.短時間作用型β2刺激薬

  ・フェノテロール臭化水素酸塩(ベロテック® など)

  ・テルブタリン硫酸塩(ブリカニール® など)

  ・プロカテロール塩酸塩水和物(メプチン® など)

  ・サルブタモール硫酸塩(ベネトリン® など)

  ・トリメトキノール塩酸塩(イノリン® など)

 10.モノクローナル抗体

  ・オマリズマブ(ゾレア®)

 

Ⅳ.肺動脈性肺高血圧症治療薬~使いこなしたい循環器系薬剤~

 1.見過ごされがちな肺高血圧症

 2.最低限知っておきたい肺高血圧症治療薬

 3.どの薬剤を使うべきか

 4.単剤治療か併用治療か

 5.6分間歩行試験は臨床試験のエンドポイントとして妥当か

 6.治療目標をどこに設定するか

 7.エンドセリン受容体拮抗薬

  ・ボセンタン水和物(トラクリア®)

  ・アンブリセンタン(ヴォリブリス®)

 8.ホスホジエステラーゼ5阻害薬

  ・シルデナフィルクエン酸塩(レバチオ®)

  ・タダラフィル(アドシルカ®)

 9.プロスタグランジン製剤

  ・ベラプロストナトリウム(ドルナー® など)

  ・ベラプロストナトリウム徐放性製剤(ベラサスLA® など)

  ・エポプロステノールナトリウム(フローラン®)

 

Ⅴ.抗結核薬~アンコモンではない結核に備えよう~

 1.「知らない」では済まされない抗結核薬

 2.抗結核薬の種類

 3.抗結核薬の標準治療~にーえいちあーるいーぜっと たす よんえいちあーる~

 4.抗結核薬の治療原理~会社員にたとえてみると~

 5.抗結核薬の使用量~ごー,じゅー,じゅーご,にじゅーご~

 6.なぜ結核治療は今のレジメンになったのか

 7.抗結核薬の副作用?抗結核薬は副作用だらけ??

 8.抗結核薬(1)

  ・イソニアジド(イスコチン® など)

  ・イソニアジドメタンスルホン酸ナトリウム(ネオイスコチン®)

 ◆イソニアジドによる神経障害

 9.抗結核薬(2)

  ・リファンピシン(リファンピシン® ほか)

  ・リファブチン(ミコブティン®)

 ◆イソニアジド・リファンピシンの減感作療法

 10.抗結核薬(3)

  ・エタンブトール塩酸塩(エサンブトール® など)

 ◆エタンブトール視神経症

 11.抗結核薬(4)

  ・ピラジナミド(ピラマイド®)

 12.抗結核薬(5)

  ・硫酸ストレプトマイシン(硫酸ストレプトマイシン®)

  ・硫酸カナマイシン(カナマイシン®)

  ・エンビオマイシン硫酸塩(ツベラクチン®)

 13.抗結核薬(6)

  ・エチオナミド(ツベルミン®)

 14.抗結核薬(7)

  ・サイクロセリン(サイクロセリン®)

 15.抗結核薬(8)

  ・パラアミノサリチル酸カルシウム水和物(ニッパスカルシウム®)

  ・アルミノパラアミノサリチル酸カルシウム水和物(アルミノニッパスカルシウム®)

 

Ⅵ.抗線維化薬~肺の線維化を食い止めたい~

 1.特発性肺線維症は治らない?

 2.抗線維化薬(1)

  ・ピルフェニドン(ピレスパ®)

 3.抗線維化薬(2)

  ・ニンテダニブ

 

Ⅶ.分子標的薬~新時代の肺がん治療~

 1.分子標的薬は夢の薬か

 2.EGFR阻害薬の作用部位

 3.分子標的薬の使い分け~再優先すべきは患者さんの生活~

 4.分子標的薬(1)

  ・ゲフィチニブ(イレッサ®)

 5.分子標的薬(2)

  ・エルロチニブ(タルセバ®)

 6.EGFR阻害薬による皮膚障害の治療

 7.分子標的薬(3)

  ・ベバシズマブ(アバスチン®)

 8.維持療法について

 9.高額療養費制度について知っていますか?

 10.分子標的薬(4)

  ・クリゾチニブ(ザーコリ®)

 

Ⅷ.含嗽薬・トローチ~浅いようで深い,うがいの世界~

 1.「うがい」とは

 2.うがいにエビデンスはあるのか

 3.含嗽薬(1)

  ・ポビドンヨード(イソジン® ガーグルなど)

 4.含嗽薬(2)

  ・ベンゼトニウム塩化物(ネオステリン® グリーン)

 5.含嗽薬(3)

  ・フラジオマイシン硫酸塩(デンターグル®)

 6.トローチ(1)

  ・臭化ドミフェン(オラドール® など)

 7.トローチ(2)

  ・デカリニウム塩化物(SPトローチ® など)

 8.トローチ(3)

  ・セチルピリジニウム塩化物水和物(スプロール® トローチ)

 

Ⅸ.その他~脇役だけど大事な薬~

 1.呼吸器科的に押さえておきたいその他の薬

 2.シロリムス,ラパマイシン(ラパミューン®)

 3.吸入顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)

 4.フルマゼニル(アネキセート®)

 5.ナロキソン(ナロキソン®)

 6.ドキサプラム塩酸塩水和物(ドプラム®)

 7.OK-432(ピシバニール®)

 8.タルク(ユニタルク® 胸膜腔内注入用懸濁剤4 g)

 ◆胸膜癒着術の実際の手順

 ◆胸膜癒着術の合併症

 

コラム《本当にあった医学論文》

1.排便喘息

2.しゃっくりで死ぬ!?

3.くしゃみで発症した両側気胸

4.鼻毛が長いと気管支喘息になりにくい?

5.まさかの気道異物

6.大声で縦隔気腫を起こした上官

7.気管支喘息に対する洞窟療法

8.唐辛子製造業では咳嗽が多くなる

9.恐るべき血痰の原因

10.花火による急性好酸球性肺炎

11.弾丸肺塞栓

12.吹奏楽器奏者の呼吸機能は優れているのか?

13.線香は肺によくない?

 

《一口メモ》

・見逃されやすい血痰・喀血の原因

・喀血と吐血を鑑別できるか?

・痰壺(たんつぼ)が置かれた理由

・痰は「止める」? それとも「切る」?

・wheeze? wheezes? wheezing?

・bronchorrheaとは

・去痰薬の裏ワザ

・鎮咳薬としての強オピオイドはどうか

・「謦咳に接する」という慣用句

・ハチミツが咳嗽に効く

・リドカインネブライザー

・桜の木の皮からつくる薬

・ニコチンには発がん性はない

・電子タバコで禁煙できる?

・運転に従事する患者さんになぜバレニクリンを使用すべきではないのか

・フロンガスの行く末

・喘鳴

・抗コリン薬も心臓によくない?

・テオフィリン中毒

・コーヒーを飲み過ぎるとテオフィリン中毒になる!?

・ボティビルディングとクレンブトール

・「ヒト化する」とは?

・エンドセリンの発見者

・バイアグラの臨床試験

・稀だが知っておきたい肺静脈閉塞症(PVOD)

・抗結核薬の計算方法

・イソニアジドと魚と乳製品

・世界最古の結核

・ピラジナミドで尿酸値が上がったらどうするか

・妊婦・授乳婦の結核

・Lady Windermere’s syndrome(ウィンダミア夫人症候群)

・特発性肺線維症(IPF)に対するボセンタンの効果

・ピルフェニドンの光線過敏症対策にはどの日焼け止めを使うか

・アメリカではEGFR遺伝子変異を検査しない?

・ゲフィチニブとエルロチニブの違いとは

・アファチニブはどんな薬?

・衣類に付着したイソジンガーグルの色を消す方法

・PL顆粒の「PL」って何?

・肺胞蛋白症(PAP)に対してどのくらいの量で全肺洗浄するのか?

・アヘン,モルヒネ,ヘロインの違い

・タルクとベビーパウダー

 

 

以上

 

 

 

次章 >> [すご本8 接客・接遇のためのユニバーサルサービス基本テキスト]

 

 

 

5 すご本 ナビゲーション

[すご本 前口上]

[すご本1 「手術室の中へ」-麻酔科医からのレポート-]

[すご本2 抗精神病薬の「身体的副作用」がわかる]

[すご本3 言葉で治療する]

[すご本4 なぜエラーが医療事故を減らすのか]

[すご本5 コレステロール 嘘とプロパガンダ]

[すご本6 驚きの介護民俗学]

[すご本7 呼吸器の薬の考え方、使い方] ←今ココ

[すご本8 接客・接遇のためのユニバーサルサービス基本テキスト]

[すご本9 痴呆を生きるということ]

[すご本10 緩和治療薬の考え方、使い方]

[すご本11 認知症患者の摂食・嚥下リハビリテーション]

[すご本12 ヘルプマン!]

[すご本13 身体のいいなり]

[すご本14 医学統計の基礎のキソ]

 

 

 

↓ もし良かったら、この記事をシェアしていただけると嬉しいです。