[第7章 非言語行動]


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 3  コミュニケーション 

[第7章 非言語行動]

 

 

コミュニケーションは言語を介したものと言語を介さないものに分けられる。

言語を介さないコミュニケーションは、「表情」「動作」「態度」「声の調子」「身体的接触」などによるものだが、言語的コミュニケーション以上に重要な意味を持つ場合も少なくない。

 

非言語行動は、患者さんと医療従事者の関係においても重要な意味をもつ。

特に患者さんとの信頼関係の構築に関連する。

医師の非言語行動を通じて、患者さんが医師の態度を「親密さ」や「好意」を示している(または「支配性」が低い)と認知した場合、患者さんの不安が軽減し、診療に関する満足度が高まることが報告されている。

具体的にどのような非言語行動をすればよいのか?

患者さんと医師の関係を非言語行動から分析した研究では、医師に対する印象や診療に対する満足度、説明内容に対する理解や記憶に関連する医師の行動として、以下のものが報告されている。

 

・「微笑み」

・「うなずき」

・「患者への視線」

・「前掲姿勢」(ふんぞり返る姿勢でないこと)

・「温かい声のトーン」

 

(参考文献)

「医療面接時の医師の非言語行動が与える影響」ー模擬診療場面ビデオの作成と内容妥当性の評価ー
谷山ら、医学教育 2005,36(3);177-183

 

第8章では、コーチングというコミュニケーションスキルについて考察する。

 

 

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3 コミュニケーション ナビゲーション

[第1章 はじめに・目次]

[第2章 わかりやすい説明が必要な理由]

[第3章 医療用語]

[第4章 わかりやすくする工夫]

[第5章 高齢の患者さんへの説明]

[第6章 説明の工夫]

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[第8章 コーチング]

 

 

 

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