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 2  管理薬剤師の裏技 

[人間関係の裏技]

 

 

効率的な業務、スムーズな連携、患者さんがいい雰囲気だと感じる職場環境。

あなたの薬局に関わる人々との関係性は、それらの基礎になる。

管理薬剤師は、一度はこの関係性について見直すべきだと思う。

 

◇経営者(開設者)と情報を共有する

あなたが雇われの管理薬剤師であった場合、経営者(開設者)とは、コミュニケーションをよくしておこう。

薬局の問題とその対策については、必ず情報を共有しておく。

このとき、あなたが検証・確認したことが役立つ。

ポイントは、薬局の問題点を経営者に報告・相談するときにあなたが考えた解決策とセットで話すこと。

解決策として、時間外で研修やミーティングを企画する場合や、軽食等の費用がかかるような場合も必ず事前に相談する。

(残業や経費が発生する場合のことである。)

よい薬局は、経営者(開設者)と管理薬剤師が一枚岩になっているものである。

首脳陣がガッチリと連携できていれば、問題解決しやすいことが多いのである。

 

◇あなたの薬局のスタッフ

ときどき、ネットの相談サイトで薬局事務の方の悩みを拝見するが、同じ薬局に勤める薬剤師への苦情・グチが多い。

患者さんへのサービスを考えるまえに、同じ職場のスタッフが悩んだり、おかしいと思っていることを改善するべきである。

スタッフが「この薬局なら家族や友人を紹介できる」ようでなければ、満足度の高い薬局もへったくれもないだろう。

 

◇門前の病院や医院のスタッフ

門前の医療機関との連携は、よりよい医療連携の前提条件である。

この関係性については、コミュニケーションが基本である。

連絡が密であればあるほど、信頼関係は強固になる。

まずは、必要な情報をタイミングよく伝達することから見直す。

新薬の案内、剤型の相談、製造中止の打ち合わせ、処方せんの変更の相談など、できるだけマメに行う。

 

◇あなたの薬局を担当しているMR・MS

薬は情報を伴って初めて薬として機能する。その大切な情報を提供いただくMRさんとも良い関係性を築きたい。

薬の情報はもちろん、研究会や薬物治療に関する周辺情報など、有用な情報をいただけることが多い。

MSさんからは、流通に関連した情報を確保したい。製造中止や包装変更などに伴うトラブルを減少させるためである。

 

◇近くの保険薬局

近隣の保険薬局とは、積極的に関係を深くすることは難しいかもしれない。

ただし、地区薬剤師会の集まりなどでお会いしたときには、必ず挨拶しておきたい。

薬を分けていただいたり、患者さんの紹介などが発生したときに、大いに役立つ。

一度ご挨拶をしておくとTELがかけやすいのである。

 

◇ご近所さん

そこまで、気をつかうのかと言われるかもしれないが、ご近所さんにも気を配るべきである。

地域密着型のかかりつけ薬局を目指すのなら、プラスになることはすべてやること。

可能であれば、町内の催し物に顔を出したり、ご近所のお店で用を済ますなどである。

少し、気をつかうだけで親密度はグッと増す。

近所の神社でお祭りがあればひやかしたり、昼飯に近所のそば屋さんに行く程度で十分だが、コンビニに行くよりはるかに地域に馴染むだろう。

 

これらの関係性は、メリットがほしいために築くのではない。

あくまでも良好な関係性を築く努力をすることで、結果的にメリットが出てくるのである。

いろいろな業者や関係者との良好な連携や信頼関係は、必ずあなたの業務にプラスに働く。

患者さんへの直接的なサービスも重要だが、間接的な効果として考えたいテーマである。

 

 

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