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[研修の裏技]

 

 

・研修のネタについて

管理薬剤師のあなたは、薬局の研修をどのように企画しているだろうか?

薬局における研修は、開設者の義務である。

しかし、研修を有意義な内容にするためには、今の薬局に必要なテーマを設定する必要がある。

そのテーマをもっとも把握しているのは、管理薬剤師のはずだ。

私は、管理薬剤師は開設者と相談し、研修の内容を決定するのがもっともよい方法だと思っている。

基本的には、「日常業務の中で法的に改善・変更した部分」、「業務上の問題とその解決する方法」がテーマになるだろう。

たとえば、薬事法・薬剤師法の改訂とその具体的対応や薬歴の記入ルールの変更などが該当する。

これらが主なテーマになるのだが、それ以外で私が研修のネタにしたものをご参考までに紹介しよう。

 

・調剤報酬改定ミーティング(2年に1回)

・ハインリッヒの法則(安全・管理の研修では鉄板!)

・「国民・患者から寄せられた意見・苦情など(平成○○年度)」

・患者さんから感謝された対応(問題ばかり取り上げるのではなく、よい部分も賞賛するため)

・医薬雑誌からの話題 → 待ち時間の工夫、困った患者への対応など

 

研修の最後には、必ずフリーディスカッションを入れる。

ちなみに重要な業務ルール変更や門前の医療機関との打ち合わせ事項などは、その都度解決し、その都度スタッフに連絡するため、研修では確認程度になる。

私の薬局では、重要事項の連絡は紙面にて回覧し、確認後各スタッフのサインを入れる形にしていた。

 

最近では、研修用のDVDが作成され、それを流すだけの薬局もあると聞いた。

全体の研修は、薬局が良くなる大切な機会である。是非とも、有意義に活用したいものである。

 

=ご参考=

「薬事法施行規則の一部を改正する省令の施行について」より研修に関する部分を抜粋

厚生労働省医薬食品局長発 第0326024号 平成19年3月26日

・薬局開設者は、従業者に対する研修を実施することにより、医療安全を確保するための基本的考え方、安全確保に関する具体的方策等について、個々の従業員が理解を深め、意識を高めるとともに、薬局において安全に業務を遂行するための技能を向上を図ること。

・研修は、調剤業務における事故防止のための方策、関連法規の遵守事項の確認など、医療安全を確保することを目的とした内容とし、年2回程度、定期的に開催すること。

・研修を実施した場合は、開催日時、場所、受講した従業者数及びその氏名、研修項目及び内容等を記録し、3年間保存すること。

・研修を行う事項のうち、医薬品管理、調剤技術、事故発生時の対応、関連法規の遵守事項の確認などについては、複数の薬局や関係団体が共同で研修を実施することで差し支えないか業務手順に関する事項については、個々の薬局で異なることから、当該薬局で実施すること。

 

 

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