1 薬剤師の最強勉強システム 略して「薬勉」
[第1章 はじめに]
薬剤師は、継続的で幅広い勉強が必要な職業である。
勉強するべきテーマも多く、いろいろな情報の更新も頻繁である。
まず、薬についての知識。
薬局で採用されている薬剤の知識に加え、多くの新薬を勉強しなくてはならない。
既存の薬剤についても添付文書の改訂による情報更新が行われる。
疾患についても勉強が必要である。病態、薬物治療や検査などの知識である。
さらに、2年に一度調剤報酬が改定になる。制度や法規も確認が必要だろう。
最近では、「コミュニケーション」や「EBM」も重要視されている。
では、どのように勉強すればいいのか?
実際、私の周りには勉強方法で悩んでいる薬剤師は多い。
勉強の必要性は痛感しているのに、具体的な方法がわからないのだ。
実は私もその一人だった。
そんな薬剤師に紹介したいのが、最強の勉強システム「薬勉」である。
誰でも簡単にでき、自分の実力がアップし、しかもコストがほとんどかからない勉強方法である。
このシステムの概要は次の章で説明するが、「薬勉」によるメリットは非常に大きい。
たとえば、門前の医師からは今以上に信頼され、相談が多くなるだろう。
患者さんの相談にも的確に対応でき、悩みを解決できる薬剤師として頼られるに違いない。
事実、私も患者さんからの質問や相談がかなり増えた。
しかし、最大のメリットは、あなた自身の知識の引き出しが増え、実力の向上につながることである。
では、最強の勉強システム「薬勉」の説明に移るまえに、わかりやすく読み進めるためにこのコンテンツの構
成を説明する。
次の章では、「薬勉」の概要について説明する。
とりあえず、全体像を把握したいただくのが目的である。
「薬勉」は3つのステップによって構成されるシステムである。
そのstep①である勉強テーマの設定方法について解説する。
「薬勉」のstep②である勉強材料の集め方について解説する。
また、材料別に何が勉強できるかを解説する。
勉強の基本方針を説明する。
また、テーマ別の勉強内容を紹介し、実際の勉強をイメージできるようにする。
具体的な勉強テーマの実例を紹介する。
また、実際に勉強した例や業務に応用した勉強テーマも紹介する。
なお、コンテンツ全体のポイントをまとめたレジュメを第6章に載せているので参考にしてほしい。
では、『第2章 「薬勉」とは』に進もう。
最高にクールな薬剤師になるための第一歩は、第2章をクリックするだけなのだ。
次章 >> [第2章 「薬勉」とは]
1 薬剤師の最強勉強システム 略して「薬勉」 ナビゲーション
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