医薬品卸管理薬剤師の縁側日記 ㉔MSにウケる研修の作り方 その1


医薬品卸管理薬剤師の縁側日記 ㉔MSにウケる研修の作り方 その1

○月○日

MS研修は、月に1回1時間程度で実施される集合研修である。
通常の業務終了後に事業所で行われるのだが、この研修へのモチベーションが高いMSは多くはない。
私は、このMS研修を自分なりに工夫してみようと考えた。改善点は次の2点。

①MSの業務に少しでも役立つ研修内容を考える。
②MSから「おもしろい」と言われる構成にする。

一見、当たり前のことのようだが、実際には難しい。
そもそも、業務に役立つ研修とはどのような内容だろうか?
MSは、医薬品を扱うため、当然ながら治療薬の情報の重要度は高くなる。
問題は、薬の情報の中で知っておくべき情報を選択することだ。

次回の研修テーマは「C型肝炎」なので、これをモデルに考えてみることにした。
研修テーマが疾患の場合は、内容は病態、診断、治療で構成される。
研修の中心になるのは、「治療」であり、その中の「薬物治療」になる。
さらに、覚えてほしい情報を理解するための解説が必要である。
これらを整理して、45分程度で説明するのだ。
(研修時間は60分だが、質疑応答や諸連絡などがあるため、実質45分程度なのである。)
一つの疾患の診断、病態、治療を普通に説明するなら、時間はまったく足りない。
ゆえに、情報の優先度、重要度は大切なのである。

さらに「おもしろい研修」と言われる内容にするために必要なことを考えてみる。
私が考える「おもしろい研修」とは、大切なことが「わかりやすく」説明され、聴いている人が理解できることである。

まとめると「重要な情報が整理されていること」と「紹介される情報がわかりやすく解説されること」の2点が今回の基本戦略となる。
次回は研修内容の具体的な「構成」を考える。

以上