医薬品卸管理薬剤師の縁側日記 ⑤こんなことがあるのか・・・


医薬品卸管理薬剤師の縁側日記 ⑤こんなことがあるのか・・・

○月○日

ある病院の薬剤部からお問い合わせをいただく。
というより、「こんなことがあるの知ってた?」というご連絡。

お問い合わせの内容は、有効成分の含量が先発品と後発品で異なっている事例で、問題になったのは、アレグラのドライシロップとトーワの後発品である。
添付文書で確認すると、確かにアレグラ(先発品)のドライシロップは5%だが、フェキソフェナジン(トーワ)のドライシロップは6%になっている。

早速、調べてみると、「ドライシロップの後発品は、トーワさんの方が先に発売した。」ことがわかった。
先発品がない状況でドライシロップを発売するので、社内で含量%を検討したところ、1回量60mg(もしくは30mg)なので6%にしたとのこと。
なるほど、確かに1回量は1g(もしくは0.5g)なので、調剤が楽になると考えたのだろう。

一方、先発メーカーはおよそ1年後に先発品のドライシロップを発売した。
この会社は、ドライシロップは子どもに処方されることが多いため、細かく用量が調節されることを想定。
確かに、用法用量には「適宜増減」はついている。
そこで、調節した1回量が計算しやすいように5%にしたらしい。

うーん、どちらも一理ある。
とりあえず、どちらの商品も採用されているお得意様には、調剤の際「お気を付けください」と納品時に一声かけることを提案しよう。

以上